2泊3日の新島キャンプ旅。
かなりの長距離移動でしたが、1日目をなんとか無事に終え、新島キャンプ生活2日目に突入です。
2日目は丸一日フルに使えるため、実質この日がメインとなります。当初の予定からは少し内容を変更しましたが、2日目も充実したものとなりました!
前回に引き続き、新島の見どころやかかった費用、おすすめスポットなどを簡単に解説しつつ、観光レポをしていきます!
それでは、2日目に突入です!
※下記リンクの「新島観光レポ1日目」からご覧いただいた方がわかりやすいと思います。お時間があれば合わせてご覧ください!
コチラもおすすめ!
Contents
Day2 - 予定を変更しレンタカーを借り自由に島を散策 -
当初の2日目の午前中の計画は、移動を極力避け、キャンプ場を拠点に“近場で楽しむ”計画。
僕が主にサーフィン、友人は釣り兼暑くなったらボディーボードといった感じで、キャンプ場から近い羽伏浦海岸でする予定でした。
この日はすでに友人は6時前に起床し、朝まづめを狙いサーフで釣りをしたものの、アタリすらなく釣果はゼロ。
そして、海はご覧の通り高気圧に覆われ、べた凪で波はなし。
せっかくなので「海水浴でもするかー」というノリで軽く海に浸かったものの、新島はサーフィンアイランド。海水浴ではなく、できればサーフィンも楽しみたいものです。
360°海に囲まれた新島は、各地にポイントが点在しているため、どこかしらで波が上がっているはずなんです。
加えて前日に引き続き、背中の痛みも著しく、正直もう歩くのは嫌だったこともあり、初日の反省を踏まえ、レンタカーを借りる方が賢明と判断しました(遅いw)。
一旦キャンプ場に戻り、受付(クラブハウス)で涼みながら作戦を練り直します。
余談ですが、ここ新島は、4Gが繋がらず、3Gも場所によっては届かずやや不便です。
ですが、ある意味スマホ依存している現代人にとって、デジタルデトックスできるという意味ではいい機会かもしれません。
そんなこともあり、僕も今回の旅では電波が不安定で使い物にならないため、携帯の電源をほとんど切っていました。
クラブハウスの公衆電話を利用し、キャンプ場から徒歩数分の「ナカダレンタカー」さんにてワンボックス(軽ハコ)のレンタカー予約(1日1万円)を済ませました。
レンタカーをゲットしたので、本来予定していなかった、車がないと行けない新島の北の地区、「若郷地区」へと足を伸ばすことにしました。
確認
若郷地区へ行くための「平成新島トンネル」は、歩行者・自転車通行禁止です。公共交通機関(バス)を使うか、レンタカー・タクシーを利用しましょう。
若郷前浜海水浴場でシュノーケリング
画像は「渡浮根港」からの撮影ですが、画像奥の消波ブロックの向こう側が「若郷前浜海水浴場」です。
ここの海水浴場は湾になっていて波も比較的穏やか。新島全域砂地がほとんどですが、テトラが“根”となり魚影も豊富です。
一帯は水深5m〜とそこまで水深はないものの、伊豆で見ることができないようなカラフルな魚や大型の魚が普通に泳いでいます。
アクションカメラを持っていったのに一度も使っていないのが悔やまれますが、ぜひ潜ってみてください。感動間違いなしです!
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淡井浦海水浴場でサーフィン
キャンプ場やビーチで都度情報収集してたんですが、1日目は「間々下海岸」、2日目は「シークレット」、「淡井浦海水浴場」で波が上がっているとの情報をキャッチ。
シュノーケリングを終えた後、とりあえず若郷から近い「淡井浦海水浴場」を目指します。
先に言っておきますが、機材は持っていったものの動画は一切撮っていません。僕がサーフィンしている間、友人と息子は朝まづめで早起きしていたこともあり、日陰でしばし休憩。
セットカタ〜アタマぐらいのワイドな波でした。
全然イケそうと思って入ったんですけど、新島の波やばいです。パワーも半端ないですし、この日はワイド&ホレ気味のショアブレイクですぐに走らないとパーリング必須(&地面に叩きつけられる)。
というわけで、ビビって納得がいったライディングは一本のみ。
ローカルさんたちがほぼ全てピークの波をかっさらっていき(ちょっとピリピリしてるしうますぎw)、おこぼれをもらおうと頑張ってみましたが僕のスキルではちょっと厳しかったです…悔しい!
とにかく新島の「淡井浦」の波はパワーが凄かったです。絶対リベンジします!
2時間程度入りとりあえずここを後にします。
渡浮根港で情報収集
渡浮根港は、シケるとフェリーの発着に利用されると言われている若郷地区側の港です。
コチラも下を覗けば大小様々な魚が泳いでいます。釣れる釣れないは別にして本当に魚影濃いですね。
堤防内にはアオリイカの子供も見えていたので秋頃にはエギングでの釣果も期待できそうです。
この堤防でそのまま釣り(僕は車で昼寝)をしようと思ったんですが、先客の地元の釣り人(おじさん)に聞いたところ、「水温が上がりすぎているから日中よりは夜中にやった方がいい。」との情報をゲット。
さらに、島の釣具屋や釣果が期待できる釣法(ハリスや仕掛け含む)などを事細かく教えてもらいました。
釣果も不完全燃焼。できれば釣りたい一行は、夕まずめの釣りをする日程を変更し、夜中(朝方起きて)から釣りをすることに。
そこで、
夜食と次の日(船で)の軽食を購入
前日行った「湯の浜露天温泉」で疲れを癒す
テントサイトに戻りBBQ
早めの夕食を済ませ就寝
翌朝早朝起床
「羽伏浦港」で明るくなるまで釣り
テントサイトに戻る
朝食
荷物積み込み
サーフィン
湯の浜露天温泉
レンタカー給油・返却
フェリー乗船
というスケージュールです。
買い出しを済ませ準備を整える
善は急げということで、紹介してもらった本村側の釣具屋「新島マリン」に立ち寄り、改めて情報の確認と、友人が足りない仕掛けをゲット。
そして地元スーパー「マルマン」にて、食材をほんの少し調達します。
改めてですけど、新島は食材は本当に困ることがありません。
品揃えも豊富ですし、商品群も本土と大差ないため、バーベキューをするにしてもわざわざ持ち込む必要なしです。
日切れ間近(安売り)品なんかも普通にあるので、タイミングさえ合えばさらに安く買えたりもします。
前日行った無料温泉「湯の浜露天温泉」で疲れを癒し、羽伏浦キャンプ場へ戻ります。
車があるとフットワーク良く動けて楽チン!
羽伏浦キャンプ場へ戻りBBQ
前日も当然火起こしはしたんですけど、時間も遅かったため釣った小魚(アジやムツ)を焼いて、湯煎でレトルトを温めただけの食事でした。
今回は時間もたっぷりあったので、この日は鍋での飯盒炊飯にもチャレンジ。
友人が持参してくれた肉なども焼いていきます。
ちなみに鍋のみ施設にあったものを借りて、網・炭・トング・蚊取り線香などは持参品です。※実際は一切持って来る必要なし
上の画像は明るく撮れているので錯覚するかもしれませんが、実は時刻は19時前後。炭にピントを合わせるとご覧の通り、あたりは既に薄暗くなっています。
30名ぐらいの外国人グループがスピーカーを設置してどんちゃん騒ぎ(花火禁止でもやっていたりと)してましたが、好きなジャンルの音楽を流してくれていたので、いい感じにチルできて最高でした。
そんなわけで、2日目は翌日に備え20:00過ぎには就寝しました。
Day3 - 気力を振り絞り遊びつくす
元々睡眠時間5時間前後ですが、久しぶりのテントの寝心地の悪さと、背中の筋の痛みによって中日(画像右)は1時間程度しか寝られませんでした。
睡眠時間を把握して質を高める!
気力を振り絞りつつ、活動開始!
一行は「羽伏浦港」を目指します。
羽伏浦港を目指すも風が強く断念
ずっと穏やかだった海が、釣り人(特にルアーマン)にとって大敵の風が出てきてしまいました。
しかも本港、街灯の類が一切なく、日中に訪れていなかったために地形が一切分かりません。
加えて、エサ釣りをしていた先行者の地元のおじさんに色々話を聞いてみると、ルアーマンに対してあまり好印象ではなかったこともあり、場所を移動することにしました。
目的地は初日にトライした「新島港」の別ポイントへ。
というわけで、僕はほんの少し釣りをし、寝られなかったので車で仮眠。起きたら明るくなっていました。
起床後友人に釣果を尋ねると、全く釣れなかったとのこと。
そんなことを言いつつ最後に少し粘っていると、友人の息子(小5)が子供の尺あるかないかぐらいのカンパチをゲット!※画像なし&持ち帰り用
大人たち…惨敗。
一旦テントサイトに戻り朝食を済ませ荷物をまとめて積み込み
レンタカーの返却予定時間は11時半前後。この時点の時刻は8時です。
帰りのフェリーの時間が1時50分なので朝食を済ませて全ての荷物を片付け積み込んだ後、サーフィン→温泉でフィニッシュというスケジュールです。
朝から火起こしして残りの食材(肉など)を焼いてサクッと朝食を済ませます。
朝食後、荷物をまとめて帰る準備を万端にしておきます。
淡井浦からシークレットへ
前日悔しい思いをしたので、淡井浦リベンジ!
意気揚々と向かったものの、残念ながらこの日は波がなく、「シークレット」を目指します。
この日は“シークレット 右奥”以外上がってない模様。
ここからさらに40分以上も徒歩で歩かなければなりません。
この時点で時刻は9時過ぎ。出航時間が11時50分(実際は13時50分)だと思っていたため、時間的&体力的に厳しかったので泣く泣く断念。
もはや階段を降りる気すら湧かなかったのはナイショの話。
というわけで、サーフィンは完全に不完全燃焼でした!絶対リベンジに来ます!
サーフィン関連で少し余談。
忘れてはいけないのが2020年の東京五輪ですね。
新島はサーフアイランドとの呼び声も高く、世界各国からサーファーが押し寄せてきます。
招致活動も頑張っているようです。
新島はビーチに囲まれた島なので、どこかしらでコンスタントに波が立っています。パワーも格別ですし東京五輪の開催地としては最高のロケーションではないでしょうか。
個人的には下田で開催してくれても非常に嬉しかったんですが、どうやら千葉県・一宮町・釣ヶ崎海岸(志田下ポイント)に決定したようですね。
ガンバレ、ニッポン!
給油・温泉・レンタカー返却
レンタカー返却のために、本村の「新島燃料店にて」給油をします。ガソリンは¥199/lと、やはりやや高いですね。
そのせいもあってか、島内も軽自動車の利用が非常に多いのも印象的でした(フェリー運賃も高くなるため)。
給油前にスーパーにも立ち寄ったりしてますが割愛。温泉も割愛しておきます。
確認!レンタカーの返却方法
乗り捨て可能です。キーをどうすればいいのかレンタカー屋に尋ねると、“島内で持っていく人いないから、さしっぱなしでいい”とのことです。
このゆるさがたまらないですね。
最後の時間つぶし
大量の荷物を港内に避難させ、時間が来るまでお土産を物色しつつインフォメーションなりで時間を潰します。
時間になってもフェリーも来ず、乗客もゼロだったため、ここで乗船時間を間違えたことに初めて気付きました。
急遽時間(約2時間)ができてしまったので、イタチの最後っ屁と言わんばかりに、港で穴釣りを開始。
日中は日差しが強過ぎて釣りどころではありませんでしたが、友人が5センチぐらいのカサゴを釣り、終了となりました。
真夏の釣りは、夏が涼しいと言われている新島でも厳しいですね。
その後現場徴収にてサーフボードチケット(700円)を支払い、混雑するフェリーに乗り込み無事帰還しました。
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旅を終えて
少し余談ですが、新島に来て一番疑問だったのがインフラです。
海水浴場はどこに行ってもシャワーが完備され、電力の供給も問題ありません。ネットに関しては虚弱ながらも普通に使えますし、「東京都の財源半端ねぇな」と何度も思いました。
本村に火力発電施設のような施設があるのを見かけましたが、後々調べてみると、東京電力管轄の「新島内燃力発電所」が島の電力を担っているようです。
ただ、水に関しては高い山が比較的少ないので、地下水だけでは供給が間に合わない気もします。水道はよくわかりませんが、塩分を濾過できるような浄水設備があるんでしょうね。
かなり充実した旅になったものの、体力も万全ではなかったですし、サーフィンにしても釣りにしても不完全燃焼に終わりました。
また、少なからず不必要なものも持って行ったので次回は軽装で行こうと思います(それと体調も万全に!)。
新島、最高でした!
かかった費用
- フェリーチケット代:4,030円 × 往復 = 8,060円
- サーフボード代:700円 × 往復 = 1,400円
- レンタカー代:10,000円/Day
- ガソリン代:955円
- 食料・雑費:約500円
- お土産代:2,110円
合計:23,025円
伊豆諸島・離島を思い切り楽しむために
せっかく離島に行くなら、普段できない体験を思い切り楽しみたいですよね。
現地の人に聞いて行き当たりばったりの旅も楽しいですが、前もって準備しておけばさらに充実すること間違いなし!
大人も子供も“行ってよかった”と思える体験を満喫しましょう!
アクティビティジャパンでアウトドア体験
「アクティビティジャパン」は、日本全国 の様々なアウトドアスポーツ・文化体験を予約できるサービスです。
離島ではやはりマリンスポーツが人気!ダイビングやスノーケリングなど、本州では見ることができない美しい海や魚たち。
日本国内200以上のジャンルに約13,000プランの最高のワクワクする体験があなたを待っています!
Check!こんな人にオススメ!
- 普段できないレジャー体験を楽しみたい!
- インストラクター付きで安全と安心を確保しながら楽しみたい!
- 一人でも大人数でも季節問わず楽しみたい!
日本全国13,000以上の遊びが見つかる!
あとがき
新島だけではなく、隣の式根島や神津島あたりも行ってみたいですね。
本当にお手軽にいけちゃうので非日常を味わいに伊豆諸島に遊びに行ってみてはいかがでしょうか。
▼新島リベンジ記事は下記より
▼初日編は下記よりチェック!