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「にこスマ」サービス・取扱いスマホ実機レビュー|売買可能・厳選上質スマホを扱う中古ECサイト

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「にこスマ」取扱いスマホ実機レビュー|売買可能・厳選上質スマホを扱う中古ECサイト

スマートフォンを買うなら新品が理想。

ただ言わずもがな、昨今のスマホはOSに関わらずハイスペック端末ともなれば10万円以上するのが当たり前です。

そこで視野に入れておきたいのが、型落ち中古スマホです。

中古スマホ(白ロム含む)販売業者と一口に言っても、老舗からAmazonや楽天、Yahoo!などの大手通販サイト、さらにオークションサイトなど多岐にわたります。

今回はそんな中古スマホECサイトのひとつ「にこスマ」を利用してみたので、実際の製品のクオリティやサービスについてレビューしていきます。

 

「にこスマ」とは

「にこスマ」と聞いてもピンとこない人の方が多いかもしれません。

実際ガジェットレビューをしている著者でさえ、何度か目にしたことはあるものの『“伊藤忠商事グループ”をやたら押し出してくる中古スマホ販売業者』というイメージぐらいで、これまで利用したことはありませんでした。

今回「にこスマ」の運営会社である株式会社Belong様より、製品提供をいただく機会があり、改めて調べてみることにしました。

「にこスマ」は、

  1. ネットワーク利⽤制限○、SIMロック解除済※前オーナーの事情による利用制限や、特定の通信キャリアでしか使⽤できないSIMロック制限のない端末
  2. 全てのグレードで画⾯や本体に割れや⽋け無し※画⾯や本体に割れ・⽋けがない端末のみを厳選
  3. バッテリー最大容量80%以上、機能不良なし※バッテリー80%はiPhone端末のみ適用

といった、高品質な【三つ星スマホ】を厳選して取り揃えています。

25項目以上に及ぶ独自基準の検品(機能検査テスト)の実施や丁寧なクリーニング作業にこだわることで、外観・内部同様クオリティの担保に繋がっているとのことです。

 

また「にこスマ」では、中古デバイス選びで重要な価格はもちろんのこと、状態(A・B・Cグレードなど)が細かく明記されているのも良心的。

加えて1年保証や購入前・購入後の電話やチャット相談にも対応しているため、初めて中古スマホを購入する場合でも安心して利用できます。

 

確認オンライン簡単見積でスマホ買取

そして2022年9月からは、Amazon内での買取サービスも開始しています。

昨今の円安や物価高騰の状況から、中古携帯市場の需要が高まるのは必然。

ひとつの業者内にて購入と買取をすることで、手軽に効率よくスマホやタブレットの運用が出来るのもメリットといえます。

メイン用としてはもちろん、サブ機、子供用などニーズに合わせて幅広く利用しやすいのが中古の利点です。

コストを抑えつつも、製品の質とサービスにもこだわりたい、そんなユーザーに比較的評判のいい「にこスマ」は、中古スマートフォン選択肢の一つとしておすすめのサービスといえそうです。

Check

「にこスマ」では、さらにスマホに役立つ情報を提供する、『にこスマ通信』という中古スマホ役立ちメディアも運営中。

お役立ち情報の中には、デバイスの比較やレビュー、競合他社である買取業者の掲載もしています。

参考中古スマホ役立ちメディア [にこスマ通信]

 

「にこスマ」取扱いラインナップ

「にこスマ」では、

  • iPhone
  • Android
  • iPad/Tablet
  • アウトレット

がメインのラインナップで、原則あまりにも古い端末は扱っていません。

本記事執筆(2022年9月末)時点での在庫数は、約11,500台。

ただ古すぎる機種同様、新機種の在庫もそれほど多くはなく、AndroidよりiPhoneに注力している印象です。

クオリティがしっかり担保されている分、とりあえず安心してiPhoneを使いたい、キャリア取り扱いのAndroidを使いたい、といった人にマッチします。

iPhone推しなのはiPhoneの国内需要を鑑みれば当然ですが、前述の通り、Androidのラインナップもキャリア取り扱いブランドが目立ちます。

海外スマホ好き、または国内流通デバイス以外のスペック重視ガジェットフリークには、やや使い勝手が悪いともいえます。

今後それらのラインナップも増えていく可能性はありますが、老舗セコショップと比べるとまだまだ在庫数は少な目なので、今後にも要期待です。

 

「にこスマ」ユーザーレビュー

「にこスマ」公式サイトに『お客様の声』が堂々と掲載されています。

参考お客さまの声 - にこスマ

公式によれば、高評価レビューが約9割。

【三つ星スマホ】は伊達ではなく、

  • Cグレードでも傷ひとつなくきれいだった

という声が多いです。

それもそのはず、【三つ星スマホ】は“全てのグレードで画面や本体に割れや欠け無し”とのこと。

うがった見方をすれば、自社サイトなので掲載レビューはどうにでもなってしまいますが、低評価のレビューもしっかり存在しています。

ただその割合はかなり低く、1割以下。

購入者の生の声が聞けるSNS上でも、満足度が高かったという高評価の投稿をチラホラ見かけます。

中古は掘り出し物が見つかるのも楽しみのひとつ。購買意欲があってもなくても、こまめにチェックがおすすめです。

 

 

「にこスマ」取扱いスマートフォン実機レビュー

今回は提供端末なので、正規の発注ルートではありませんが、通常購入同様発注から翌々日にヤマト便にて到着しました。

  • 14時までの購入:最短翌日着
  • 14時以降の購入:最短翌々日着

注文からすぐ届くのことは、ユーザーとしてありがたいですね。

注文方法は、通常のECサイトと同様、

希望商品を選択→カートに入れる→連絡先や住所の入力→支払方法の選択→注文(決済)

といった流れです。

今回発注方法は割愛しますが、UIもわかりやすくシンプルなので、ECサイトを1度でも使ったことがあれば、迷うことなく進められるはずです。

Check

「にこスマ」は通常のクレカ払い他『amazon pay』にも対応しています。

Amazonアカウントを持っているなら、配送先や決済方法が自動入力されるので便利です。

 

梱包・パッケージ

梱包は質量のわりに、空白の多いやや大きめサイズ。

 

同梱内容はSIMピンが張り付けられているフライヤーと、iPhone修理1,100円(税込)OFFクーポン、ahamoのフライヤー、デバイス本体のみとシンプルです。

さすが伊藤忠グループ(傘下)。わざわざahamoのフライヤーが同梱されているのを見てしまうと、NTTドコモとの癒着を疑わずにはいられません…。

 

端末の保護材はエアキャップことプチプチ1枚のみでやや心もとない印象。

ですが梱包時はこの上からさらにフィルムで固定されているため、多少乱暴に扱ったとしても傷がつくことはまずなさそうです。

 

筐体の状態

今回の提供端末の状態は、下記の通りです。

製品情報

  • iPhone X 64GB
  • SIMフリー
  • バッテリー最大容量80%
  • スペースグレイ
  • Bグレード

 

正直Bグレードということで、細部まで“よく見れば細かい傷”等ぐらいはあると予想していましたが、全く見当たりませんでした。

前オーナーの使い方もよかったのか、ディスプレイは新品と同様。

 

背面にも傷ひとつなく、カメラに曇りもなく、ガラス筐体の美しさはそのままです。

フレームの鏡面仕上げも新品のようで、文句の付け所がありません。

正直コネクタやボタンまわりぐらいは微細なホコリぐらいは残っていると思っていましたが、忖度なしに状態のいい端末です。

 

性能・動作チェック

動作性能

動作上の問題はなく、マルチタスクが溜まっていてもフリーズや電源落ちなどは発生していません。

A11 Bionicの性能を見れば当然ですが、情報量の多い3Dゲーム等をやらなければ、まず不自由なく使えます。

ただ前述の通り、ゲームのみならず高負荷時の発熱は顕著です。

個体差なのかiPhone X特有の症状なのかは不明ですが、やや気になるところ。

ここ数日アプリを無駄に大量に入れたり、マルチタスクを必要以上に溜めたり、敢えて気ままに使ってみました。

結果として性能面での不具合はなかったものの、やはり発熱はします。

本機に限らずこの年代のスマホの利用を検討しているなら、負荷をかけすぎないなどある程度妥協が必要かもしれません。

 

ちなみに今回のiPhone X、同時期のiPhone8は、最新のバージョンにもバッチリ対応しています。

そろそろサポートも終了となりそうですが、まだまだ現役で使えそうです。

 

ベンチマーク

Geekbench 5

Geekbench 5
開発元:Primate Labs Inc.
無料
posted withアプリーチ

スマホでCPUの劣化はそうそうありませんが、「Geekbench 5」にてベンチマークスコアも改めてチェックしておきます。

 

シングルコア913、マルチコア2415、GPU3852、Geekbench Browserにて公開されている情報とほぼ変わらないスコアでした。

参考iPhone X Benchmarks - Geekbench Browser

 

ディスプレイ

今でこそさほど珍しくはないものの、現在でも上質感のあるOLED(有機EL)パネルのベゼルレスオールスクリーン。

ぱっと見では残像や焼き付きはなく、そこまで劣化は感じません。

 

High Dynamic Range(HDR)にも対応した、Super Retinaディスプレイの発色は現時点でもその美しさは健在。

 

比較のために2020年製FHD+のAndroidスマホ(右)と並べてみました。

比べてみると経年劣化や日常使用での焼き付きにより黄色がかった印象はあるものの、色のメリハリはさすが有機ELといったところ。

白画面で最大輝度にした後、部分的な焼き付き具合もチェックしてみましたが、こちらは問題なさそうです。

ただやはり、肉眼で見ても「あ、黄色い」と思うぐらいには変色しています。

とはいえ2017年モデルということを考えれば、経年による全体的な発色の変化は致し方なし。

今後の寿命も考慮してメインでは使わず、ダークモードにてサブ的利用していこうと思います。

 

バッテリー

「にこスマ」の【三つ星スマホ】は、バッテリー80%以上がボーダーライン。

今回のiPhone Xはまさにその80%ギリギリです。

余談ですが、80%だと新品の半分程度のバッテリー持ち、要交換時期とも言われています。

加えてiPhone Xは5.8インチサイズにバッテリー容量2,716mAh。現在主流の6インチオーバー5000mAh近いバッテリーと比べるとサイズも容量も少し小さめ。

本機場合前述の通り、バッテリー容量-20%なので、予想通りといえば予想通りですが、バッテリー持ちはイマイチ。

スリープモードであれば1日持ちますが、それでも減りが速いです。

動画再生し続けるとみるみるバッテリーが減っていくので、モバイルバッテリーの携帯は必須。

ただ下記の記事の通り、iOS 16にしたことでバッテリー持ちが悪くなったという報告がかなりあるようなので、悪い意味で相乗効果が出ている可能性があることも付け加えておきます。

参考iOS 16 battery life: iPhone users continue to complain

 

バッテリー(充電)に関連することでもう一点。

ご存じの通り、iPhone Xはワイヤレス充電に対応しています。

テストも兼ねて確認してみたところ、画像の通り問題なく充電出来る充電器もある一方、出来ないものも存在しました。

当然ケースは付けておらず、MFi並びにQi規格に対応した充電器を使用しています。

他デバイスでは充電出来ていることから、本機の問題の可能性が高いと予想されます。

因みに、ケーブルからは問題なく充電可能です。

実際に商品を購入する際、バッテリー容量は商品ページ内、商品名の直下に明記されています。商品を選ぶ際バッテリー容量の選択が可能です。

 

カメラ性能

今回屋内・屋外と撮影箇所を変えてチェックしてみましたが、全モード問題なく機能しています。

現在のスマホはトリプル(クアッド含む)カメラが主流で、本機と比較するとちょっとした機能面でやや見劣りする部分はあるものの、広角・望遠のデュアルカメラによる恩恵は大きく、未だ美しい画像を残せます。

動画に関しても、4K/60fpsまで対応しているため、記録用からvlogまで幅広く利用可。

静止画・動画の画像のクオリティに関しては、さすがのiPhone様といったところです。

過去の実機レビューがネット上にいくらでもあるので、今回当メディアでは割愛しておきます。

 

 

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気になった点・注意した方がいい点

今回「にこスマ」を利用して一番感じた欠点は、

  • ケーブル他付属品が無い

こと。

 

公式にも“充電器やケーブルなどの付属品は別売です。必要な方はオプションよりお選びください”と明記されています※製品が届いてから気づいたが、著者の使用環境では大きなデメリットとなりました。

というのも私事ですが、iPhone6とMacBookProを手放した2017年前後以来、著者はApple製品とは完全に決別したAndroid&Windowsユーザーだからです。

現在ほとんどの製品はType-Cに統一しているため、Lightningケーブルはもちろん、MFi認証のアダプターも所持していません。※普段使用しているものや所持品の中には認証付きの互換製品が含まれている可能性はありますが、MFi認証を確認して購入していないの意

また、バッテリーの章でも記述した通り、ワイヤレス充電が使えたり使えなかったりしたので、(別途ケーブルを用意するなど)結局届いた当日は電源を入れるまでに少し時間を要しました。

てっきり箱付きで届くと思っていたため、大きな誤算でした。(ただの見落としです)

また記載の“オプション”がサイト内のどこにあるのか発見できず、ドロアーでもメニューバーでもいいので、もう少しわかりやすい位置に配置するなど、サイト内のUIデザインの改善をお願いしたいです。

 

8か月経過後:電源が入らず文鎮化

バッテリーに懸念を抱いていましたが、8か月経過後見事〇亡しました…。

ワイヤレス充電(元々MFi認証充電器でもできるものと出来ないものがなぜかあり)ができなくなり、ケーブル接続でも充電不可、再起動不可、で文鎮化しました。

中古の洗礼を受けたような気もしますが、ハズレ個体はこういったことも起こりうるようです。

因みに使用頻度はというと、子どもの行事でサブの撮影用に数回使った(8か月の間3回ほど)だけです。

特に持ち歩くこともせず、10%前後になれば充電するようにし、基本使っていません。

1件しかサンプルはありませんが、「にこスマ」の評価は残念ながら低くなりました…。

 

 

「にこスマ」 総合評価

今回の端末は、筐体の傷や汚れは一切なく、見た目は新品さながら。

また基本的な動作性能は問題ないため、著者のようなガジェットオタクでない限り、今回の端末は普通にAグレードで販売してもよさそうな状態でした。

確かに性能面(ディスプレイの劣化やバッテリーのへたり具合など)を細かく見れば、Aグレードとは言い難いかもしれません。

今回敢えて必要以上に粗探ししている部分もあり、劣化(悪い部分)を隠さず素直に評価基準を下げている「にこスマ」に好感が持てました。

実機を手に取ってみることができないECサイトだからこそ、「にこスマ」基準は厳密で、質にこだわっているという印象です。

Check!

※こう思っていましたが、先述の追記の通り今回の端末は数か月で文鎮化してしまい、筆者個人としては残念ながら低評価。再評価しなおしています。

いくら外観が綺麗でも中身の劣化まではそこまでわからないと思います。

機械である以上、特に中身に関しては前のユーザー次第なので、出来る限り年式の新しいモデルを選ぶか、アタリ個体を引けるように祈るしかないようです。

伊藤忠推しが果たして必要かは賛否ありそうですが、中古スマホ探しの選択肢のひとつに、高品質な端末を厳選した「にこスマ」をぜひチェックしてみてください。

【総合評価】
価格 4.0
製品の質 1.0
使いやすさ 4.5
総合おすすめ度 2.0
余談

賛否両論あったiPhone Xですが、久しぶりにiOS端末に触れた身としては、2017年モデルという古さを感じさせない、まさにプレミアムモデルといった印象です。

同時期発売、同じCPU搭載のiPhone8/8Plusはさらにお手頃価格なので、要チェックです。

  • この記事を書いた人

つっちー。

管理人の「つっちー。」です。 「非アクティビズム。」は、主に管理人が気になったモノやコトを紹介するエンタメメディアです。 ガジェット/アプリ/アウトドア全般

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