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GAOMON M10K PRO レビュー|マウス代わりとしても活用可能な性能価格と高満足度ペンタブレット

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GAOMON M10K PRO レビュー|マウス代わりとしても活用可能な性能価格と高満足度ペンタブレット

デジタルイラストの必須アイテムといえば、ペンタブことペンタブレット。

液タブ、板タブ双方にメリットデメリットがありますが、液タブに比べ板タブのメリットはなんといってもその安さ。

今回は、液タブに定評のあるGAOMON社の板タブ「M10K PRO」のレビューをしていきます。

 

GAOMON M10K PRO インプレッション

GAOMON M10K PRO インプレッション

筆者もペイントソフトをごくたまに触ることがあり、過去にはLINEスタンプを作ったり、ファビコンを自作したりと、遊びの範囲内で何かしら描くことがあります。

使用機材は、スマホやタブレット、かなり昔に紹介したスタイラスペン付きの泥タブ(VOYO i8 Max)他、現在もメインで利用しているラップトップ(Dell XPS 13 2-in-1)など。

iPadには及ばないものの、ペンタブがなくともそれぞれなんちゃって液タブとしてそれなりに活用できています。

というより昨今は便利なソフトやツールが無数に存在するため、イラストというとおこがましいですが、“素人のお遊び”を楽しむ程度であれば、無料ソフトやツールで充分事足ります。

とはいえ、もう少し書きやすさや緻密さにフォーカスするのであれば、ペンタブレットは欠かせません。

GAOMONは、中国は广州市に本拠地を置く、液晶ペンタブレットなどを幅広く扱う中国のブランドです。

そして今回の「M10K PRO」は、同社の板タブラインナップの中でミッドレンジあたりのモデルで、

  • 12インチの作業領域にタッチリング+10ショートカットキーを搭載

した比較的汎用性の高いモデルです。

8192レベル筆圧や±60°傾き機能、5080 LPIペン解像度や266PPS読み取り速度、±0.3mmの読み取り精度などの充実機能、バッテリー不要の専用ペンももちろん付属。

複数の替え芯や替え芯交換用クリップ、ペン用のフェルトケース、本体のキャリーケースなど、中華板タブらしい豊富な付属品も魅力です。

そしてなんといっても中華板タブは(某国内メーカーと比べ)とにかく安価。

当然USB-OTG対応なので、PCだけでなくAndroidやタブレットに繋いで外出先等でもフレキシブルに使えます。

メイン用としてだけでなくサブ用ペンタブレットとしてもおすすめの1台です。

  • 豊富なマルチキーと広い作業領域
  • フレキシブルな互換性
  • 超お手頃価格
  • 全体的にプラスチッキーで安っぽい
  • 若干の慣れは必要

 

スペック紹介

GAOMON M10K PRO
モデル M10K PRO
カラー ブラック
ペンの読取方式 電磁誘導方式
ファンクション 10ショートカットキー + 1スイッチキー + 1タッチリング
作業範囲 PCモード:255.06 x 159.84mm
Androidモード:159.84*89.9mm
筆圧レベル 8192レベル
解像度 5080 LPI
読取精度 ±0.3mm
読取高さ 10mm
反応速度 266PPS
ポート Micro USB
ペン※付属 Artpaint AP32
傾き検知機能 ±60°
対応システム Windows 7/macOS 10.12/Android 6.0以降
サイズ 360 x 240 x 10.5 mm
重量 約695g

※取説・ショップページ・公式サイトから抜粋

 

 

GAOMON M10K PRO 実機レビュー

GAOMON M10K PRO 実機レビュー

日本国内のプロ向け液タブ・ペンタブといえば、やはりワコム(WACOM)が筆頭に挙げられますが、フイオン(HUION)やXP-Pen、Ugee、そして今回のガオモン(GAOMON)といった、海外勢もあなどれません。

といっても筆者は絵師ではなく、経験もなければ普段もほぼ絵を描くことがない全くの素人です。

今回メーカーよりご提供の機会をいただき、素人目線で自由に批評していいとのことだったので、忖度なしでレビューしていきます。

 

化粧箱・パッケージ

化粧箱は白一色に上面はロゴと製品名、裏面に仕様などが印字されたシンプルなデザイン。

Check

因みに「M10K PRO」は、同社の「M10K 2018 version」のアップグレード版。

「M10K 2018」と本体のデザインは同じですが、付属のペンも後継モデルとなっています。

 

認証にはPSEマークも記載されており、日本市場も視野に入れているのがうかがえます。

 

梱包資材は紙をベースに設計されており、本体並びに同梱物が綺麗に収まっています。

 

【パッケージ内容】

    • M10K PRO × 1
    • AP32 × 1
    • USBケーブル × 1
    • Type-A to Type-C変換アダプタ × 1
    • 替え芯 × 8
    • ニブクリップ(芯抜き) × 1
    • M10K PRO用キャリーバッグ × 1
    • ペン用フェルトケース × 1
    • 小物入れ用フェルトケース × 1
    • ユーザーマニュアル × 各1 ※クイックスタートガイド、Android/タブレット用ガイド、ダウンロードマニュアル

 

若干日本語は怪しいですが、マニュアルは日本語対応しています。

 

筐体・デザイン

M10K PRO ペンタブレット

右利き仕様の場合、左側にファンクションがずらりと並びます。

ショップレビューにベコベコといったレビューがありました(2018verの購入者かもしれません)が、硬さもあり均一にフラットです。

 

上下に5つずつショートカットキーが振り分けられ、センターにタッチリングとラジアルキーを配置。

タッチリングのすぐ下には、Micro USBポートがあります。

 

ケーブルは、L型コネクタのMcroUSBケーブルです。

OTG用のType-A to Type-C変換アダプタはUSB3.0を採用しています。

 

底面には4か所の滑り止め。グリップもよく使用時に滑ることはなさそうです。

 

Artpaint AP32 ペン

ペンはペン先に向け太くなっていて持ちやすい形状。

グリップ部分はラバー素材、他は全て樹脂製です。またグリップ部分には、カスタム可能な大小2つの物ボタンが配置されています。

 

重量はわずか12gで、プラスチッキーではあるものの樹脂製のため軽量設計となっています。

 

替え芯は全部同一形状で8個付属。元々装着されている芯を入れて合計9個です。

芯交換用のクリップ(芯抜き)は、画像だとちゃちく見えますが、思いのほか厚みのあるしっかりとしたパーツです。

 

付属のペンケースは、ペンがぴったり収まるサイズです。

またペンケースには「GAOMON」のブランドロゴ、ペン側面にも「GAOMON」の文字が刻印されています。

 

先太り形状のペンなので、ペンホルダー装着時の固定感も良好です。

 

 

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GAOMON M10K PRO 使用感・評価・感想

「M10K PRO」を使用するにあたって、ドライバーのインストールが必要とのことでしたが、ドライバー無しでもプラグ&プレイ可能です。

PC、タブレット(OTG)にて動作確認済み。

ただ当然ながら任意のカスタマイズをした方が利便性は向上するので、ドライバーインストールは推奨です。

 

鉛筆ライクな適度で滑らかな筆圧と筆感タッチ

鉛筆ライクな適度で滑らかな筆圧と筆感タッチ

筆者はMediBang Paint、FireAlpaca、アイビスペイントといった無料アプリやソフトを使用しています。

素人が使う分には、何の不満もない良好な使い心地です。

 

ペン先は少し沈みこむタイプですが、レスポンスは良く遅延も感じられず、筆圧や傾きもしっかり感知してくれ、鉛筆で描いているような感覚です。

加えて12インチという作業領域のおかげで、広々ガシガシ使えます。

 

また板タブにコピー用紙などを貼って使う人も多いと思いますが、本製品もコピー用紙などを挟むことで鉛筆で紙に描いている感覚で使えます。

替え芯のストックも余裕があるので、コピー用紙を挟む挟まない問わず幅広いユーザーに対応可能です。

結局のところ、絵師自体に技術や知識があるかによると思いますが、描き込みの多い緻密な絵にも充分対応できるはずです。

 

キーカスタマイズでペイント用途以外にも活用可能

画像は「M10K PRO」専用ドライバーのショートカットキー設定画面です。

デフォルトは上から「E」「B」「Ctl+=」「Ctl+-」「[」「]」「Space」「Tab」「Ctl+Z」「Ctl+Alt+Z」となっています。

おそらくPhotoshopあたりに合わせた設定となっていますが、デザイン素人の筆者でも変更せず使用しています。

 

次に作業領域の設定画面です。

ここで画面比率や縦仕様や左利き仕様など向き(0°、90°、180°、270°)を含めた作業領域を任意に変更できます。

 

ペンについても、ボタンや筆圧の感度といったカスタマイズが可能です。

デフォルトは上から「右ボタン」「E(消しゴム)」に設定されています。

 

そして設定内にて各種設定を行えます。

といった形で、デフォルトでは当然のことながらペイントソフト向けにチューニングされており、イラスト作成時にそのまま使えます。

さらに自分用にカスタマイズすれば、効率のいい専用の作業環境を構築できるだけでなく、マウス替わりのプラスアルファ外部デバイスとして、イラスト製作以外のシーンでも幅広く活用できます。

 

そしてタッチリングの存在。

タッチリングでは音量調整、スクロール、拡大/縮小、元に戻すといったことができます。

ドライバソフトにタッチリングの設定はありませんが、ショートカットキーとの併用で利便性が向上します。

先ににあげたドライバソフトの画像は大きく表示されていますが、実際のコマンド画面は小さくて操作しづらいです。

またタッチリングも感度良好とは言い難く、カスタムできないのは少し残念です。

それらを除けば、性能も優秀で価格的にも満足度の高いペンタブだと思います。

 

 

気になった点・注意したほうがいい点

前章で述べた、

  • ドライバソフトのコマンド画面が小さい
  • タッチリングの感度がイマイチでカスタム不可

に加え、

  1. 全体的にプラスチッキーで安っぽい
  2. 使いこなすには慣れが必要

と感じました。

1は「筐体・デザイン」の章でも少し触れた通り、全体的にほぼ樹脂製のため安っぽさは否めません。

2については、筆者自身がペンタブにそこまで触れてきていない部分も大きいものの、少し沈みこむペンやペンの滑り具合などは多少慣れが必要と感じます。

 

またデバイスによって作業領域が狭くなってしまうのは何となく使い勝手が悪く感じます。

今回タブレットとPCで試し、いずれも使い心地(筆圧)を含めた性能面に、そこまで不満はありません。

ただOGTの場合、スマホでもタブレットでも作業領域は159.84*89.9mmと同サイズの縦長。狭かったとしてもPC同様縦横任意に選ぶことができればいいのですが、それも出来ません。

スマホではちょうどいいものの、10インチ以上のタブレットだと少し狭く感じます。

OTGはスマホ用あるいはあくまでもプラスアルファで、PC接続ありきで使用した方が最大限本機の性能を活かせます。

 

 

GAOMON M10K PRO 総合評価

Type-C対応モデルが流通している中、MicroUSBを採用しているためやや旧世代感はあるものの、「M10K PRO」は、まだまだ現役で使えるモデルです。

NFTアートが市民権を得て久しい中、プロ・アマチュア問わずデジタルアートへの関心が日々強まっています。

様々な高性能なアプリやソフト、ツールなどが無料若しくは安価で利用できるため、敷居は思っている以上に低いのもまた事実。

今回の「GAOMON」はじめ、海外製の板タブは軒並み1万円以下とお手頃なので、イラストに挑戦してみたいなら、『M10K PRO』はおすすめの1台です。

【総合評価】
製品名 GAOMON M10K PRO
 総合おすすめ度 4.7

 

  • この記事を書いた人

つっちー。

管理人の「つっちー。」です。 「非アクティビズム。」は、主に管理人が気になったモノやコトを紹介するエンタメメディアです。 ガジェット/アプリ/アウトドア全般

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