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OBSBOT ME レビュー|AIオートトラッキング機能搭載ポータブル自動追尾型スマホ用電動マウントホルダー

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OBSBOT ME レビュー|AIオートトラッキング機能搭載ポータブル自動追尾型スマホ用電動マウントホルダー

先日紹介したOBSBOTブランドの4K対応ウェブカメラ「OBSBOT Tiny 4K」。

関連OBSBOT Tiny 4K レビュー|AI自動追跡機能搭載コンパクトハイエンド4Kウェブカメラ

上記モデルは価格に見合うだけのハイクオリティな製品でしたが、原則PCとの接続が必要なので使用環境をある程度整える必要があります。

ですが今回紹介する製品なら、その心配はありません。

持ち運びに優れたデザイン設計で、スマホさえあればどこでも使える、同ブランドのAI搭載スマホホルダー「OBSBOT ME」のレビューをしていきます。

 

OBSBOT ME インプレッション

OBSBOT ME インプレッション

「OBSBOT ME」が何に近いかと言われれば、スマホジンバルです。

参考Hohem iSteady V2 スマホジンバル レビュー|AI機能とセルフィー用ライト搭載アプリ不要シームレスユニークデバイス

カメラ性能はスマホに依存している点やポータブルなのは同じ。

ただ大きく違うのは、

  • Bluetooth接続やアプリ不要
  • 原則据え置き使用が前提

となっていることです。

特に専用アプリ不要なのは大きなメリットで、上記リンク先のジンバルもそうですが、スマホ問わずアクションカメラ他様々なデバイスで利用できます。

「OBSBOT ME」はスマホジンバルとは異なり、持ったまま使うことのない、いわゆる自動追尾型スマホ用電動マウント。

可動域はパン(水平方向)のみで、チルト(垂直方向)やロール機能は当然ありません。

ただ同社の「 Tiny 4K」でも感じた通り、「OBSBOT」ブランドの自動追跡やジェスチャーコントロールの精度は他社と比べてもかなり高いと思います。

VlogやYouTube、ビデオ会議他人物をなるべく高精度で自動追尾して撮影したいなら、「OBSBOT ME」はおすすめの1台です。

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2022年7月7日(木)~17日(日)の間、AmazonのPrime Dayに合わせて「OBSBOT Tiny 4K」が最大7,200円オフされます。OBSBOTの各商品が割引価格で手に入る「OBSBOT Prime Week」が期間限定で開催中!

  • 高精度AIオートトラッキング
  • ジェスチャーコントロール機能搭載
  • 軽量コンパクト設計&三脚対応
  • 連続運転2時間で心もとない
  • 速い動きへの対応力がやや低い

 

スペック紹介

OBSBOT ME
AI-Powered Selfie Phone Mount
モデル ME
カラー ブラック
バッテリー 950 mAh
運転時間 120分
充電時間 75分
充電電圧・電流 5V/1A
動作稼働範囲 パン(横軸): ±150°※最大±160°
最大速度 120°/秒
接続インターフェース USB Type-Cポート, ねじ穴(UNC 1/4-20)
その多機能 自動追跡
ジェスチャーコントロール
ワイド対応センサー
ブラシレスモーター
折り畳み可能
サイズ 使用時: 55mm x 66.5mm x 209mm
収納時: 68mm x 56mm x 139mm
重量 約200g

※取説・ショップページ・公式サイトから抜粋

 

 

OBSBOT ME 実機レビュー

OBSBOT ME 実機レビュー

「OBSBOT ME」は、中国深センのRemo Tech(レモテック)社製造のOBSBOTブランドの製品のひとつです。

今回もサンプルをご提供をいただき、感想を自由に述べていいとのことだったので、忖度なしにレビューしていきます。

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デバイス自体にカメラが搭載されたより高性能なモデルなら「OBSBOT Tiny 4K」がおすすめです。

関連OBSBOT Tiny 4K レビュー|AI自動追跡機能搭載コンパクトハイエンド4Kウェブカメラ

 

化粧箱・パッケージ

化粧箱は「Tiny 4K」はじめ、OBSBOTブランド統一の白/赤基調の配色。

日本語を含めたマルチリンガル仕様も統一しています。

 

取説類を梱包しているカバーには、デバイスごとキャッチコピーが記載。

 

【パッケージ内容】

    • OBSBOT Me 本体 × 1
    • USB-C to USB-C ケーブル × 1
    • 三脚 × 1
    • ジョイント調整コイン × 1
    • 収納ケース × 1
    • ユーザーマニュアル、保証書 × 各1

 

マニュアルは、日本語にも対応したマルチリンガル仕様です。

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取説でも充分細かく解説されていますが、公式HPからも詳細マニュアルをダウンロードできます。

PDFOBSBOT ME マニュアル

 

筐体・デザイン

「OBSBOT ME」にはキャリーケースが付属。

頑丈な持ち手も付いていて、ケース自体も堅牢性のあるハードタイプです。

 

ケース内は、デバイス形状に合わせてかたどられていて、マウント本体と三脚、ケーブル類がすっぽりと収まります。

 

センターにカメラ(センサー)、電源ボタンが配置され、筐体は樹脂がメインとなっています。

質感はプラスチッキーですが、つや消し梨地に曲線の多いデザインも相まって安っぽく感じません。

 

マウントのアームは2段階で稼働します。

画像は45°。

 

そして90°。

左右どちらからでもセットアップできるので、収納時折り畳む際のわずらわしさも軽減できます。

またイン/アウトカメラどちらも対応できるよう、カメラ(センサー)部分も360°回転可能な仕様となっています。※マニュアルでは左右180°と記載されてるので回し過ぎないよう注意

 

背面にType-Cポート。底面には、三脚取り付け時傷防止のためのラバー素材、そして金メッキ加工が施されたねじ穴(UNC 1/4-20)を配置。

 

スマホホルダーは、挟み込むのはもちろん角度調節も100%手動です。

ジョイントがキツ過ぎたり緩すぎる場合は、付属のコインで調整します。

 

アーム部分もそうですが、ジョイント部、スマホホルダーもほぼ樹脂製なので、耐久性はそこまで期待できそうにありません。

使用可能なスマートフォン

  • 重量: 200±70g
  • 幅: 55-84mm
  • 厚み: ≤10.5mm

 

 

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OBSBOT ME 使用感・評価・感想

OBSBOT ME 使用感・評価・感想

セットアップは簡単。

アプリ不要なので、スマホを挟んで電源を入れれば完了です。

また専用ソフト「OBSBOT Me Tool」を使えば最新版にアップデートできます。

参考Download - OBSBOT ME

ただウェブカメラとは違い、詳細設定の変更は不可。出来ることは少ないです。

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「OBSBOT ME」は、公式内にてファームウェアアップデートの確認・更新可能です。

本機に限らず、OBSBOT製品を購入したら、公式サイトは要チェックです。

 

高精度のトラッキングで追従

AIカメラの「OBSBOT」というだけあって、被写体をセンターにとらえ、水平方向へ滑らかな動きをしてくれます。

角度(チルト)方向に動かないのはやや難点ですが、ある程度激しい動きでも充分追従します。

またブラシレスモーターを採用しているため、動作音などもも一切せず撮影できます。

あまりにも激しい動きをすると見切れてしまったり、複数人いると見失ってしまうケースはありますが、数m距離を置いて多少動き回るような一人撮影にぴったりです。

Check

「OBSBOT ME」はあくまでもスマートフォン用の電動マウントです。

画質や音質については完全にスマホ(のスペック)に依存するので、いい画・音を撮りたければ性能の高いスマホを用意する必要があります。

 

カラーで明確にわかるモード変更

OBSBOT ME AI作動時

AI ON

OBSBOT ME AI OFF

AI OFF

OBSBOT Tiny 4K」レビュー時、AI自動追跡のON/OFFが同じ発光色でわかりづらい点を挙げましたが、「OBSBOT ME」は、AI動作時がブルー、停止時がグリーンと明確に分かれています。

そのためハンドジェスチャーの認識に成功したのか、しなかったのかが非常にわかりやすいです。

ON/OFFの状態が一発で視認できるだけでなく、ジェスチャーの認識精度も比較的高いこともあり、撮影中や通話中、そこまで注意深く確認せずとも、いつでも容易に切り替えが出来ます。

 

手動でのON/OFFはもちろん、アプリいらずですぐに使えることも利便性に優れている点といえます。

本来はスマホ用マウントですが、アプリ不要なのでサイズさえ合えばアクションカメラなどのセットも可能です。

 

 

気になった点・注意したほうがいい点

大きく分けると下記2点が気になりました。

  1. 素早く激しい動きへの対応
  2. 駆動時間の短さ

 

素早く激しい動きへの対応

筆者個人的には充分と思う反面、画面を広く使うパフォーマーには少し不向きに感じます。

5mぐらいの距離から撮影して、左右に小走りしたり反復横跳びする程度では充分追従してくれますが、画角(センサー)から外れた瞬間トラッキングが停止します。

そのため、撮影中は常にセンサーを意識しなければならず、集中しずらいと感じるケースもありそうです。

また自動で動くのは水平方向のみなので、上下方向にはたっぷり余白がないと場合によっては見切れてしまいます。

加えてジェスチャーコントロールの精度は、高いとはいえ100%とは言い難く、特に暗所では認識しないことがあります。

 

駆動時間の短さ

OBSBOT ME 充電時

充電時緑色のLEDが点滅

「OBSBOT ME」の駆動時間は約2時間。

950mAhのバッテリーなので当然といえば当然ですが、やや心もとない気がします。

動画撮影のとき、納得いかなければリテイクを繰り返すのはザラ。ウェブ上の会議やビデオ通話などでも、2時間で収まらないことは多々あります。

常に充電できる環境ならつゆ知らず、屋外で撮影したい場合などはモバイルバッテリーやポータブル電源などは持っていた方がよさそうです。

またバッテリー関連でもう1点付け加えると、バッテリー残量が全く分からない(確認するすべがない)のと、充電中~充電完了の切り替わりもわかりづらいです(緑色の点滅→緑色の点灯)。

 

 

OBSBOT ME 総合評価

OBSBOT ME 総合評価

アプリ不要なので、セットアップに時間がかからないのは大きなメリットではあるものの、AI自動追跡機能はあくまでも“人”が対象。

アプリを介せば、ズーム機能や対象物を限定しないで(例えばペットなど)トラッキングする技術も搭載できたはずです。

それをあえてせず、人ひとり対象の電動スマホマウントとしたことにある意味Remo Techの潔さを感じます。

高い追従性に静音設計の滑らかな動きと秀逸なデザイン。

ポータブルで持ち運びにも便利な「OBSBOT ME」は、スマホジンバルとは異なり、定点スマホ動画撮影用として持っておきたい1台です。

Check

2022年7月7日(木)~17日(日)の間、AmazonのPrime Dayに合わせて「OBSBOT Tiny 4K」が最大7,200円オフされます。OBSBOTの各商品が割引価格で手に入る「OBSBOT Prime Week」が期間限定で開催中!

【総合評価】
製品名 OBSBOT ME
 総合おすすめ度 4.1

 

  • この記事を書いた人

つっちー。

管理人の「つっちー。」です。 「非アクティビズム。」は、主に管理人が気になったモノやコトを紹介するエンタメメディアです。 ガジェット/アプリ/アウトドア全般

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