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COUMI ANC-860 Hybrid Active Noise Cancelling Wireless Earbuds レビュー|φ13ドライバ搭載アクティブノイズキャンセリング対応インナーイヤーイヤホン

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COUMI ANC-860 Hybrid Active Noise Cancelling Wireless Earbuds レビュー|φ13ドライバ搭載アクティブノイズキャンセリング対応インナーイヤーイヤホン

※COUMI様からサンプル提供

5,000円以下でおつりがくる中華製廉価TWSイヤホン。正直どの製品を購入しても日常使いには充分ですし、最近は技術の進歩もあり音質も悪くありません。

ただやはり小径ドライバや樹脂製のハウジング、通信の若干の不安定さ、ドンシャリ感など安いなりの不満は出てきます。

そこで今回は、もうワンランク上の廉価イヤホン「COUMI ANC-860 ハイブリッド ノイズキャンセリング 完全ワイヤレスイヤホン」のレビューをしていきます。

Check!!

「COUMI ANC-860 ハイブリッド ノイズキャンセリング 完全ワイヤレスイヤホン」は、株式会社晋遊舎の、暮らしを変える本音の家電ガイドこと『家電批評』5月号にて、“いま欲しい「安くて良い家電」”の【格安ノイキャン完全ワイヤレス部門】で、ベストバイを受賞しています。

飽和状態で数多ある格安イヤホンの中でも、外部でも認められたハイクオリティ&ハイコスパの製品です

 

COUMI ANC860 ハイブリッド ノイズキャンセリング 完全ワイヤレスイヤホン インプレッション

COUMI ANC-860 ハイブリッド ノイズキャンセリング 完全ワイヤレスイヤホン インプレッション

COUMIは、比較的日本のルールに積極的なブランドで、技適はもちろん、日本語対応のマニュアルなどに加え、最近日本向けの公式サイトも新設されています。

今回紹介する「COUMI ANC-860」は、文字通り、

  • ハイブリッド型のアクティブノイズキャンセリング機能を搭載した

インナーイヤーTWSイヤホンです。

防水耐性や長時間再生、ノイキャン機能といった、『多機能でありながら低価格』という価格的なメリットは大いにあると思いますのでぜひチェックしてみてください。

 

スペック紹介

COUMI ANC-860
Hybrid Active Noise Cancelling Wireless Earbuds
ブランド COUMI
タイプ 完全ワイヤレスイヤホン
カラー White
イヤホン
モデル ANC-860(TWS 860)
素材 ABS樹脂
Bluetooth ver. 5.0※ショップページは5.1ですが製品仕様書は5.0
プロファイル HFP/HSP/A2DP/AVRCP/SPP/PBAP
通信距離 360°≤10m
防水性 IPX7
ドライバーユニット φ13mm
周波数帯域 20Hz~20KHz
感度 97±3dB
バッテリー容量 5V/50mAh(単体)
連続再生時間 ANC on:約5.5時間
ANC off:約7.5時間
充電ケース使用時 ANC on:約30時間
ANC off:約41時間
充電時間 1.5時間
充電電圧 5V/30mA
製品重量 約6.5g(片耳)
充電ボックス(ケース)
素材 ABS樹脂
バッテリータイプ リチウムイオン電池
バッテリー容量 5V/600mAh
充電電圧 イヤホン:3.7V 60mAh
充電ケース:3.7V 720mAh
サイズ 47*47*25mm
重量 60g

※公式・ショップページ・取説から抜粋

製品の特徴・概要

中華廉価イヤホンもついにここまで来ました。なんちゃってノイズキャンセルではなく、正真正銘ノイズキャンセル機能搭載のTWSイヤホンです。

「COUMI TWS ANC860」の概要や特徴は下記の通り。

【COUMI TWS ANC860 の概要・特徴】

  1. ノイズカット性能28db、Hybrid ANC搭載TWSイヤホン
  2. 通話に適したENC(Environmental Noise Cancellation)機能搭載
  3. φ13mmドライバー、AAC対応、ハイレゾ並みの高音質
  4. IPX7対応インナーイヤー型

ノイズカット性能が本製品の一番のウリだと思いますが、TWSらしい長時間運転(充電ケース併用で最大41時間)や、ノイズキャンセルモード、アンビエントサウンドモード、ノーマルモードの切り替えなど、機能面も充実しています。

おさる
ショップページはBluetooth5.1だけど、仕様書は5.0ウキ

アップグレードしてるかもしれないけど真偽は不明ウキ!

ノイキャン機能搭載イヤホンは、騒音下という状態の悪い場所で音楽を聴くと言うことが前提の商品です。

著者は都市部住まいではないため、公共交通機関を利用する機会は皆無に等しいですが、電車移動やバス移動、都市部に住んでいる方にこそ試してほしい製品です。

※Amazon(公式ショップ)が最安

  • 大口径ドライバとANCによる安定の音質
  • 充実機能とコスパ力
  • 良好なフィット感※ユーザーの耳形状による
  • インナーイヤー型のためユーザーを選ぶ
  • ANCは低音のみ

 

 

COUMI ANC860 ハイブリッド ノイズキャンセリング 完全ワイヤレスイヤホン 実機レビュー・評価・感想

COUMI ANC860 ハイブリッド ノイズキャンセリング 完全ワイヤレスイヤホン 実機レビュー・評価・感想

これまでのCOUMI製品は、どちらかといえば完全に他社に埋もれてしまうような3,000円前後(以下)のよくある廉価モデルでした。

他社と異なる点は、専用アプリによるイコライザ機能。本格派には物足りないものの、好みの音質に変えられるメリットはそれなりにあると思います。

【廉価モデルは下記より】

そして今回の「COUMI ANC860」は、それらとは異なる価格帯で、ANC機能を搭載したワンランク上のモデルです。

 

化粧箱・パッケージ

パッケージからしてもこれまでの廉価モデルと異なり、高級感漂うブラックとゴールドで構成された化粧箱となっています。

 

梱包方法は全く同じですが、梱包資材も異なり高級感を醸し出しています。

因みにカラーバリエーションはなく、カラーはブラックのみです。

 

【パッケージ内容】

  • COUMI ANC-860 Hybrid Active Noise Cancelling Wireless Earbuds × 1セット
  • ANC-860用充電ケース × 1
  • イヤーチップ(大・中・小) × 各2セット※中1組は本体に装着済み
  • USBケーブル(Type C) × 1
  • クイックガイド × 1
  • 保証書 × 1
  • 取扱説明書他 × 各1

 

クイックガイドは英語ですが、マニュアルは多少の不自然さはあるものの、日本語対応ならびに数か国語に対応したわかりやすいものです。

 

筐体・デザイン

COUMI ANC-860(イヤホン)

COUMI ANC-860(イヤホン)筐体デザイン

ハウジングはグレー(ダークシルバー)とブラックに分かれてますが、オール樹脂製。コーティングはされていないため光沢は控えめで、艶消しが施されたマットな質感です。

ハウジング外側には、ファンクションボタンのほかにマイクやノイズリダクションマイク、LED、反対側に、充電用の端子(ポゴピン仕様)があるシンプルな作りです。

 

ドライバー口径はφ13mmと、インナーイヤー型としてはごく平均的ですが、ハウジング含め独自の造形となっています。

 

替えが効かないからか、イヤーピースはそれぞれのサイズに2セットずつ付属しています。

イヤーピースがたくさんあるのは嬉しいけど、サイズの刻印がされてないからどれがどのサイズかわからないのが玉に瑕(たまにきず)ねウホ!

装着するとわかるわウホウホ!

ゴリ子

 

COUMI ANC-860専用充電ケース

COUMI ANC-860専用充電ケース筐体デザイン

充電ケースは丸みを帯びたかわいらしい造形です。同社モデルの「ICE DROP TWS-817K」とよく似ています。

ただ、ストラップに(触って匂いを嗅いだ感じだと恐らく)本革を採用しているようで、いい意味で樹脂とのアンバランスさが何とも言えず高級感を演出しています。

 

少し見づらいですが、底面にケースの仕様が印字されています。各種認証の中に技適マークも確認できます。

 

外装にはLEDもなく、革製のストラップとUSB-C端子のポートがあるのみで、すっきりしたデザインです。

 

蓋にはマグネットが付いていますが、広めに凹みを作ってくれているので開閉は楽々です。蓋を開けるとL/Rの刻印の間に、小さなLEDがあるのみ。

イヤホン収納(充電)方法はよくあるTWS同様マグネットポゴピン仕様です。

 

重量はイヤホンを入れた状態で70gです。

カタログ値では73g(60g+6.5g×2)なので、誤差範囲と言えそうです。

 

 

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COUMI ANC860 ハイブリッド ノイズキャンセリング 完全ワイヤレスイヤホン 使用感レビュー

低音へのノイズリダクションが効く中低音志向な音質

低音へのノイズリダクションが効く中低音志向な音質

結論から言うと、「すごい!めちゃくちゃ高音質!」ということではありませんが、価格相応かそれ以上の音質です。

3,000円前後のイヤホンと比べれば雲泥の差で、各音域がクリアに聴こえます。

特にANCは低音によく効き、先日電車に乗った際ノーマルモードからノイズキャンセルモードに切り替えて試聴したところ、思わず「おぉ」と声を出してしまいました。

「このイヤホン、しばらく使いたい」と久々に思いました。

ただノイズキャンセルは、換気扇とか電車といった、特定の音に対してのみという感じで人の声やテレビなどには効果なし。俗にいう騒音には効果がありそうです。

また大口径だからか、低音は強めでほんの少しですがぼわついた印象を受けます。ノイズが何もないところでANCをオンにするとそれがより顕著です。

アンビエントモードに関しては正直何も変化を感じられません…。

インナーイヤーなので遮音性は高くありませんが、それでもイヤーピースのおかげで密閉性があり、没入感もあります。

人によっては合わない可能性はあるものの、フィット感さえ合えば選択肢のひとつとしておすすめできそうです。

通話時ENCの確認をしたところ、相手側からは「わからない」といわれてしまったため、こちらについてはわかりません。通話品質は問題ありません。

※確認!

音質はデバイスの搭載チップや使用している音楽ソフトなど、環境、端末によって全く異なります。また、デバイスとの相性や聴くジャンル、聴き手の好みにも左右されます。
当サイトでは、複数の端末でチェックしていますが、エージングまではしていません。10時間程度の視聴ですので、あらかじめご了承ください。(しばらく使って変化があれば追記します!)

 

使用期間半年後

特に感想は変わりないものの、価格から言えば普通にオススメできるイヤホンです。

没入感をもって愉しみたいともなれば、当然ハイエンド機を使用しますが、現在も“気楽に使える(比較的)高音質のイヤホン”として、リモートワークや仕事中のBGM用などにヘビーユーズしています。

  • 音質が良く各音域心地よく聞こえるのと、通常のカナル型と比べ耳が疲れにくい

これが大きいです。

とにかくこの価格でこの音質なら、満足度の高い製品です。

 

フィット感良好でアクティブなシチュエーションでも利用可能

インナーイヤー型のため、装着感は完全に人によります。

ですが著者の耳にはジャストフィット。ランニングはじめスポーツをしていても抜け落ちることなく利用できます。

また、独自の形状となっているため、予備のイヤーピースが付属しているのも嬉しい点。

ただ、知人に試してもらったところ、どのイヤーピースを使ってもイマイチフィットせず、低音が全く聞こえないと言われてしまったため、合わない人には合わないかもしれません。

 

 

気になった点・注意したほうがいい点

先に少し触れましたが、気になったのは下記3点。

  1. 誤作動の多いファンクションボタン
  2. 外音取り込みモードと通常モードの違いがわからない
  3. CoumiのカスタムEQアプリ非対応

 

誤作動の多いファンクションボタン

物理ボタンはなく、タッチ式のファンクションボタンで、電源のON/OFF、再生/停止、スキップ/リバース、音量調節、電話に出る/切る、着信拒否、音声アシスタント機能などを、タッチ回数や長押しで操作します。

ボタンの反応は良く、そこに不満は一切ありません。

ただ「COUMI ANC-860」は、左右のボタンそれぞれで操作する仕様となっているため、使用するには操作を覚える必要があります。

これは覚えればいいだけとも言えますが、右側2秒間長押しで曲のスキップ、左側2秒間長押しでリバースなど、通常のイヤホンであればダブルタップとなりそうな部分に変化を加えているため、誤作動を起こしやすいです。

おさる
「COUMI ANC-860」は、音声アシスタントにも対応していて、左右1秒間長押しで音声アシスタントの呼び出しも出来るウキ!
Check!!

因みに、左右ワンタップでボリュームコントロール、右側ダブルタップで再生/一時停止、左側ダブルタップでノーマルモード/ノイズキャンセリングモード/アンビエントモードの切り替えとなります。

耳にピンポイントで操作を行う必要がある以上、2タップするつもりだったのに1タップ目を縁にタップしてしまって1タップになってしまったり、1秒間のつもりが2秒間(逆もまた然り)になってしまったり、書いていても複雑さが伝わると思いますが、とにかく誤作動が多いです。

他にも同じ仕様のイヤホンはあるかもしれませんが、今回初めてこの仕様のモデルを使ったのでかなり混乱しました。

慣れるには時間がかかりそうです。

 

外音取り込みモードと通常モードの違いがわからない

「COUMI ANC-860」には、外音取り込みモードことアンビエントモードがあります。

先述の通り、ANCは確かに効いていますが、アンビエントモードとノーマルモードの違いが著者の耳では全くわかりませんでした。

インナーイヤー型のため、カナル型に比べ遮音性は高くないものの、閉塞感が苦手な著者にとっては嬉しい反面、カナル型であればもっと顕著に違いがわかったかもしれません。

加えてANCオンのときに強風が吹いていると風切り音をかなり拾います。

強風の時はノーマルモード利用がオススメです。

 

CoumiのカスタムEQアプリ非対応

同社廉価モデル「TWS-817A(アップグレード版)」と「TWS-817K」は、専用のカスタムEQアプリに対応しています。

しかしなら後発の「COUMI ANC-860」には非対応。

今後アップグレードモデルがリリースされる(本土では先にリリースされていたの)かもしれませんが、せっかくアプリがあるなら対応させてもよかったのでは?と思わざるを得ません。

おさる
これまでは充電ケースの外にLEDがあったけど、「COUMI ANC-860」はケース内部にしかないから、充電完了したのかわからないのもちょっと改善点かもしれないウキ!

 

 

COUMI ANC860 ハイブリッド ノイズキャンセリング 完全ワイヤレスイヤホン 総合評価

COUMI ANC860 ハイブリッド ノイズキャンセリング 完全ワイヤレスイヤホン 総合評価

トータルとしてはコスパ力の高いバランスの取れた良い製品だと思います。

操作に慣れる必要はあるものの、多機能で汎用性の高い製品です。

また、個人的には樹脂筐体と革製ストラップのアンバランスさがむしろ好みで、デザインも評価できます。

音質に関しては、好みのジャンル、プレーヤーによっても異なると思いますので、通勤通学で電車やバスといった公共交通機関をよく使う人や、都市部でランニングやウォーキングをしている人は試してみてもいいかもしれません。

インナーイヤー型のノイズキャンセル対応完全ワイヤレスイヤホンは、まだそこまで多くないので、カナル型の密閉性が苦手なら選択肢のひとつになりうる製品です。

Check!!

「COUMI ANC-860 ハイブリッド ノイズキャンセリング 完全ワイヤレスイヤホン」は、株式会社晋遊舎の、暮らしを変える本音の家電ガイドこと『家電批評』5月号にて、“いま欲しい「安くて良い家電」”の【格安ノイキャン完全ワイヤレス部門】で、ベストバイを受賞しています。

飽和状態で数多ある格安イヤホンの中でも、外部でも認められたハイクオリティ&ハイコスパの製品です

【総合評価】
製品名 COUMI ANC-860 Hybrid Active Noise Cancelling Wireless Earbuds
 総合おすすめ度 4.4

 

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  • この記事を書いた人

つっちー。

管理人の「つっちー。」です。 「非アクティビズム。」は、主に管理人が気になったモノやコトを紹介するエンタメメディアです。 ガジェット/アプリ/アウトドア全般

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