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AUZAI モバイルモニター ME16 レビュー|シャープで鮮明な高発色ノングレアFHDポータブルディスプレイ

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AUZAI モバイルモニター ME16 レビュー|シャープで鮮明な10bit表示ノングレアFHDポータブルディスプレイ

※メーカーよりサンプル提供

スペックや拡張性が広がったことにより、メインPCがモバイルノートだったり、あえてiPad等で作業をする方も多いと思います。

また、出張や旅行などの外出先でも、執筆作業や画像のレタッチ、動画編集など、携帯性の高いデバイスを利用する機会は少なくありません。

そんな著者も現在は、デスクトップ環境は完全に辞めてモバイルノート一本となっています(ついでにApple製品からも離脱)。

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とはいえ、やはり“モバイル”は、軽量かつ小さいことがメリットでありデメリット。

そこで今回レビューするのは、中国は深圳の新興ブランド、「AUZAI」からリリースされている、『AUZAI モバイルモニター ME16』のレビューをしていきます。

 

AUZAI モバイルモニター ME16 インプレッション

AUZAI モバイルモニター ME16Z01 インプレッション

日本語読みではオーザイ(またはオーツァイ)あたりでしょうか。冒頭にも言った、『Lepow 15.6インチ FHDモバイルディスプレイ(Z1)』と同じ、深センに拠点を置く「Shenzhen Chuangjie Mobile Internet Co., Ltd」が製造元の中華ブランドです。

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Lepow製モバイルモニターと同じく「AUZAI ME16」は、

  • どこにでも持ち運びできて手軽に使える汎用性の高い

ポータブルモニターです。

中華ガジェットの常とう手段のひとつ、いわゆるサクラレビューはあるものの、正直何の不満もない素晴らしい製品です。

そして今回レビューするAUZAI製モバイルモニターも、ノートPC、タブレット、スマホはもちろん、PlayStationやXbox、Switchなどのゲームにも対応した、汎用性の高い製品となっています。

因みに本製品は、日本国内では(まだリリースされたばかりで)知名度が低いものの、海外ではレビュアーも多数いますし、既に売れている人気の商品です。

 

スペック紹介

AUZAI 15.6" Portable Monitor
ブランド AUZAI
モデル ME16
カラー ブラック
ディスプレイサイズ 344.16 × 193.59㎜ / 15.6インチ
パネルタイプ IPS
アスペクト比 16:9
解像度 1920 × 1080
色温度 6500K
視角 H:85°/85°min
V:85°/85°min
コントラスト比 1000:1
輝度 250cd/㎡
出力インターフェース 3.5㎜イヤホンジャック
内蔵スピーカー(1W × 2)
サイズ 約353.7 x 229.5 x 9.4 mm
重量 650g

 

製品の特徴・概要

基本的なスペックはLepow製とほとんど変わりませんが、本製品はコントラストが強めで、色のメリハリ・発色がよく、より色の多いデータを扱いたいフォトグラファーやデザイナーにも最適といえるかも知れません。

中華製はOEMやODMがさかんなので、何かしらの技術協力やインスパイアされているはずです。少なくとも、技術的に細かい部分でアップデートされています。

 

IPS液晶パネル、1080PフルHD対応、輝度(標準値)250cd/m²、コントラスト比1000:1と、メインモニターとしても全く問題なく利用可能です。

後述のレビューにて詳しく解説していますが、Lepow製に比べ発色がさらによくなり、視認性や色の再現性が上がっています。

 

インターフェースには、USB Type-C/mini HDMIを採用。それぞれのケーブルも付属しているため、スマートフォン、Nintendo Switch、PS4、Xboxなど、様々なデバイスと互換性があります。

 

最小4mm狭小ベゼルによる没入感・視認性の向上、本体重量650gの軽量化により、持ち運ぶ際の負担も少なくなっています。

また、内臓ステレオスピーカー(1W × 2)、3.5mmオーディオ端子、刷新されたカバー兼スタンドや保護フィルムなど、本パッケージひとつですぐにデュアル環境が整います。

オフィスでのプレゼン、出張といったビジネス用途はもちろん、アウトドアで、カフェで、自宅で、多種多様なシチュエーション、デバイス間で活用できる、使い勝手のいい製品です。

  • IPSパネル&FHD対応&ハイコントラストによる優れた視認性
  • Type-C / Mini HDMI接続による高い汎用性
  • すぐに使用開始できる豊富な付属品
  • ファンクションがやや操作しづらい
  • マグネットケーススタンドが重い
おさる
13"に慣れると15″でもかなり大きく感じるウキ!

作業がはかどるウキ!

 

 

AUZAI モバイルモニター ME16 実機レビュー・評価・感想

化粧箱・パッケージ

白にブランドロゴが記載されているだけのシンプルなデザイン。OEMやODMがさかんな中国デバイスなので、Lepowの化粧箱そっくりです。

 

底面の記載(表記)もシンプルで、よく似たデザインとなっています。日本国内向けに(丸形ですが)PSEの記載もバッチリ記載されているのが確認できます。

おさる
PSEマーク(電気用品安全法)は、経済産業省の電気用品による危険及び障害の発生の防止を目的とする法律ウキ!

 

接地面にはスポンジが各所に施されていて、AUZAIにしてもLepowにしても、梱包(資材)がしっかりしていて、ユーザーに配慮している姿勢がうかがえます。

 

【パッケージ内容】

  • AUZAI 15.6" Portable Monitor *1※カバーケース装着済み

  • Mini HDMI to HDMI ケーブル *1(出力用)

  • Type C-Type Cケーブル *1(出力用&給電用)

  • Type C-USB Aケーブル *1(給電用)

  • カバーケーススタンド *1

  • クロス *1
  • 保護フィルム *1

  • 取扱説明書(保証書) * 各1

おさる
今回はアダプターはついてないウキ!

それでも至れり尽くせりの付属品ウキ!

 

フォントは中華フォント感が否めませんが、日本語完全対応のマニュアルとなっています。

 

筐体・デザイン

画像はカバーケーススタンドが付いた状態です。

カバーは黒一色、ロゴ等の装飾がない、いたってシンプルなデザインです。

 

各所にマグネットが付いていて、(両サイドを除いて)むき出し箇所はなく、全体を覆うように設計されています。

 

材質は、PUレザーかビニールか定かではありませんが、細かい網目状になっており、質感もグリップも悪くありません。

 

筐体正面には、シルバーで「AUZAI」のロゴが記載。

そのせいか、上部左右は狭小に仕上げているものの、下部はかなり広めのベゼルです。

 

背面はフラットではなく、凹凸があります。

質感はかなりプラスチッキーですが、光沢を抑えてマットに仕上げてくれているので、そこまで安っぽさは感じません。

 

左側面に、電源ボタン、操作ダイヤル、3.5mmオーディオ端子を配置。

側面から見てみると、凹凸の差がはっきりわかると思います。

AUZAI モバイルモニターは、樹脂素材による軽量化に加え、薄くできる部分はできる限り薄くする、といった姿勢を感じます。

 

右側面には、Mini HDMI端子、電源給電・映像出力共用のUSB Type-C端子、電源供給用のUSB Type-C端子を配置。

電源供給・出力用と、供給用端子と間違わないよう、イラストが記載されている新設設計。

底面(地面との接地面)には、滑り止めのゴムがあしらわれていて、こういった細かい部分での配慮は嬉しい限りです。

 

同じくそれぞれのファンクションごとにイラストが記載されています。

また、ラベルも(ただシールを貼っただけですが)バッチリ国内向け仕様となっており、安心感があります。

Check!!

【Interfaces】

  1. Mini HDMI Port
  2. USB Type-C Data Transmission Port
  3. USB Type-C Power Supply
  4. Power/Return Button
  5. Menu Button
  6. 6. 3.5mm Audio Port

 

ノングレアなので(光沢が出てしまって意味がなくなるため)個人的にはフィルム不要ですが、ケーブル類がオールインワンパッケージなのも嬉しい部分。

全てそろえるとなると地味にしますからね。中華デバイス最高です。

 

カバースタンドを使用して立たせたときの一例。

一応2段階の角度調整用のへこみがありますが、先述の通り、接地面にゴムが付いているので、比較的どの角度でも安定して使用できます。

 

重量は公式650gに対し、603gと約50gの誤差。

持った瞬間「軽っ!(なんかちょっと軽すぎて不安)」と思いましたが、プラスティック筐体の恩恵ともいえるかもしれません。なんにせよ、軽いに越したことはないので嬉しい誤差です。

 

 

AUZAI モバイルモニター ME16 使用感

各種設定は側面のダイヤル・電源ボタンのみのシンプル設計

AUZAI モバイルモニター ME16 使用感

設定各種は左側面のダイヤルを押すと現れます。ここで、輝度やコントラスト、色温度、音量など、各種設定が行えます。

メニュー画面が出たら上下で選択、プッシュで決定、電源ボタンで戻る、というだけのわかりやすい仕様です。

公式にリフレッシュレートの表記はありませんでしたが、画像を見る限り60Hzのようです。

ヘビーゲームユーザーには物足りないかもだけど、一般ユーザーには全然問題ないわねウホ!
ゴリ子

 

フォントが気に入らない場合は言語設定可能です。

英語、フランス語、ドイツ語、日本語、韓国語等色々ありますが、個人的には英語にしておくのがしっくりきます。

Check!!

下図は色温度を、6500K(画像左)、9300K(画像右)の比較画像です。

暖色系、寒色系に切り替えも容易なので、好みの色味を選択可能。

6500K

6500K

9300K

9300K

 

電源供給時は、ダイヤル部分が緑色に点灯します。

おさる
このあたりはLepowと同じ仕様ウキ!

 

ゲーム(Switch)との相性抜群

Type-C、モバイルバッテリーの組み合わせで、Switchに繋げてみました。

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当然ラグは一切なく、ゲームは何ら問題なくプレイできます。

スイッチのテーブルモードは画面が小さすぎて疲れますからね。外出先や旅行先で、この(15インチのモニター)環境が整うのは最高過ぎます。

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発色もかなりよく、最高輝度では(個人的に)眩しいぐらいで、色の再現性はかなり高いです。

とはいえノングレアということもあって、決して眩しすぎるというわけではありません。

また、何日か使用していますが、画面のチラつきなどの不具合も(今のところ)一切ありません。

Switch本体を接続するときは、Lepowと同じで電源供給必須よウホウホ!
ゴリ子

 

ケーブル一本でモバイルノートPCと接続可能

著者のメイン機「XPS13 2-in-1」にて接続します。

関連Dell XPS 13 2-in-1 プラチナ(7390) レビュー|打倒MacBook Pro?!エンタメから動画編集までこなすフラッグシップモデル

この際は、PCからの電源供給のみで出力されるので、ケーブル一本で接続できます。

500nitのXPSに負けず劣らず、かなり美しく鮮明な描写です。

AUZAIのディスプレイは15.6インチと、13インチディスプレイより少し大きいので、もっとはっきり違いが出るかと思いましたが、全くの杞憂でした。

動画や映画の視聴もしてみましたが、狭小ディスプレイのおかげで没入感も高く、どんな作業でも対応できそうです。

また、これほど簡単にデュアルモニター環境が整うなら、外での作業でも常に持ち歩きたいぐらいです。

 

モバイルモニターとは思えない高音質

こういっていしまうと、あたかも外部スピーカー不必要と思ってしまうかもしれませんが、決してそうではありません。

あくまでも、モバイルモニター内臓スピーカーとしての音質は優れているという意味です。

今回接続したXPS13 2-in-1搭載のスピーカー音質は、悪くはないですがよくもありません。

ただ聴いている限りの感想ですが、それに比べ、AUZAI ME16搭載スピーカーは、どこかの音域が主張しているという感じではなく、大音量出力かつ解像度は高いように感じます。

1Wのステレオスピーカーながら、最大ボリュームで音が割れるといったようなこともなく、かなり頑張っています。

 

Lepow Z1とAUZAI ME16の比較

Lepow Z1とAUZAI ME16の比較

せっかく似たようなスペックのポータブルディスプレイが手元にあるので、比較していきます。

筐体デザインに関しては、Lepowのモバイルモニター(Z1)が圧勝。ベゼルの装飾など、高級感は圧倒的に高いです。

 

ただ、ベゼルについてはAUZAI ME16に軍配。公式によれば4mmまで削っているとのことなので、そのぶんわずかながらサイズダウンしています。

 

画像はLepow製(左)、AUZAI製(右)それぞれをつないだマルチディスプレイ環境です。

表示している画像が異なるので、少しわかりづらいですが、AUZAI製とXPSの方が、明らかに発色がいいのがお分かりいただけると思います。

現物を見るとそれがより顕著です。

ファンクション系の配置場所は違いますが、インターフェースや操作にダイヤル(ロールキー)を使うのは全く一緒です。

Lepowも正直不満のない素晴らしい製品ですが、お世辞抜きにモバイルノートのメインディスプレイとして使ってもいいと思えるぐらい好みの色味です。

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気になった点・注意したほうがいい点

不満点なし!文句なしに最高のモバイルモニターですが、Lepow共通の注意点をあげておきます。

  1. ロールキー(ダイヤル)がやや押しづらい
  2. 入力・出力右側に集約しているため配線に注意
  3. フィルムが貼りづらい
  4. サイズ・重量がソコソコある
  5. スマホへの互換性がない場合もある

重複するので、詳しくは前章のリンク先をご参照ください。

2のみ違いますが、要は同じことで、デスク環境によっても異なるので一概には言えないものの、ケーブル長には当然制限があり、設置場所には多少留意する必要があります。

ですが、AUZAIモバイルモニターは、著者がいくつか触ってきているモバイルディスプレイの中でもオススメしたい、文句なしに素晴らしい製品です。

 

 

AUZAI 15.6インチポータブルモニター ME16 総合評価

AUZAI 15.6インチポータブルモニター ME16 総合評価

以前も言ったことがあるような気がしますが、13インチで作業することに慣れてしまっていることもあり、15.6インチあるとかなり大きく感じます。

また、モバイルノートにモバイルモニターでマルチディスプレイ環境を作るのは少しバカバカしい気もしますが、少なくともデュアル環境にすることで、作業効率が格段に上がります。

もちろん、一部のフラッグシップ機やゲーミング用の画像出力対応スマホなら、そのままモニターを利用して大画面でゲームやストリーミングが出来ます。

そしてなんといっても、場所を問わずSwitchを大画面で楽しめるのは、ポータブルモニターの大きなメリットです。

カバーを付けると1kg超えてくるので、やや重量感はあるものの(カバーをもうちょっと軽量化して欲しい…)、決して持ち運びに困る重さではありません。

ポータブルモニターは、据え置き型のIPSパネルモニターと比べると少し割高ですが、AUZAI(並びにLepow)は、普通にオススメです。

現在、日本のAmazonではレビューすらされていませんが、海外版での評価も上々です(低評価も当然あります)。

デュアル、マルチ環境を手軽に作れる「AUZAI 15.6インチポータブルモニター ME16」、ガチでおすすめです!

Check!!

  • 2,000円OFFクーポンコード:A9FYXHBZ
  • 有効期間:2020/6/5 00:01-2020/9/04 23:59
【総合評価】
製品名 AUZAI 15.6-Inch Portable Monitor
 総合おすすめ度 4.9
おさる
カバーがやっぱりちょっと重いウキィ…!

 

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つっちー。

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