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プロ用「冷凍ストッカー」の選び方 | 鮮度が命な食材は迷わず超低温-60℃のスーパーフリーザーヘ!

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冷凍ストッカーは、一般のご家庭でも冷蔵庫(冷凍庫)に入りきらない食材を保存するのに非常に便利で、僕も実は2台ほど所有しています。

盆正月など、食材を大量にストックしたい場合などに重宝するんですよね。

店舗設計やプロ用厨房機器に携わっている著者が、さらに鮮度重視したいという方向けに、-60℃前後まで対応可能な「冷凍ストッカー(スーパーフリーザー)の選び方や注意点」をご紹介していきます!

冷凍ストッカーを選ぶときの参考にしてね!

プロ用だけど、一般家庭でも使えるものもあるよ!

 

プロ用「冷凍ストッカー(スーパーフリーザー)」の選び方

ダイレイ チョスト型スーパーフリーザー 191L DF-200D 食材の品質、風味、色を変えずに長期保存が可能な-60℃。業務用・家庭用どちらでも大活躍!

そもそも「スーパーフリーザーとは何?」と言われれば、読んで字のごとく、超低温の冷凍ストッカーです。

新鮮なまま長期保存できるのが、超低温の冷凍ストッカーです。

鮮度が命の食材

下記動画は、一般家庭と同等程度の-20℃の冷凍庫との比較動画です。

通常、食材(マグロの柵)を3年間も放置することはないと思いますが、わかりやすい比較となっています。

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漁業関係者や精肉店などにとっては、鉄板中のアイテムといっても過言ではありません。

鮮度を絶対に守りたいという方には必須なんです。

予算の問題もあるので、利用者の大半は業務用としてですが、一般の方でも、釣り師、猟師などの中にも使っている方が一定数いらっしゃいます。

エサの保存や捉えた魚介類の保存に利用したり、猟師も同様に、狩ってきたイノシシやシカを保存するのにストッカーを利用しています。

でもなんで超低温の冷凍庫が必要なの?

次章でもうちょっと詳しく説明するね!

超低温が必要なワケ

家庭用の冷蔵庫の性能が上がってきたとはいえ、そのほとんどが対流式

この対流式、風を当てて(冷気を循環させて)冷やしています。つまり、食材を乾燥させてしまうんです。

少し違いますが、人間もエアコンにあたりすぎると感想しますよね、意味合いとしてはそれに近いです。

ダイレイ チョスト型スーパーフリーザー 191L DF-200D 食材の品質、風味、色を変えずに長期保存が可能な-60℃。業務用・家庭用どちらでも大活躍!

ジップロックなどに入れて保管すればいいとお思いのあなた、実はこれだけでは充分ではありません。

たとえ食材を密閉保管したとしても、風をあてて続けると、食材に含まれる水分が、分子レベルで滲み出ていってしまうんです。

画像見るとわかりやすいね!

明らかに変色してて、美味しくなさそうだよね!

 

設置の際の注意点や比較

設置場所さえ確保すれば誰でも使える

前述の通り、食材は鮮度が命

鮮度の高いものは早めに処理するのは、常識中の常識。特に生物(ナマモノ)ともなれば、誰もがその重要性はおわかりいただけると思います。

そんな時に役立つのが、チェストフリーザー改め、冷凍ストッカーなんです。

料理好きなら、食材はできる限り鮮度が高いまま調理したいはずです。

また、別名チェストフリーザーという名前の通り、上開きの“箱型”のものが多いです。

そのため、ある程度のスペースが必要となります。

ご家庭や、個人事業で使うぐらいのサイズであれば、スペース電源(単相100V)さえあればどなたでも設置可能です。

経験上、個人や個人事業(飲食店)で一番利用者が多いサイズが、100L〜200Lぐらいまでです。

う〜ん、リットルで言われてもわからないよ!

じゃあ次は-20℃のタイプと比較していくね!

 

-20℃と-60℃のサイズ比較

例えば、下記は静岡県本社のレマコムというメーカーの庫内容量約200Lの冷凍ストッカー(-20℃のタイプ)です。

冷凍ストッカー (冷凍庫) RRS-210CNF スペック
型番 RRS-210CNF
電源 単相100V 50/60Hz
外形寸法
幅×奥行×高さ(mm)
964×565×837
庫内寸法
幅×奥行×高さ(mm)
815×380×670
※コンプレッサー部分を含む
消費電力量 248/259(kWh/年)
質量 50kg

 

そして下記が、スーパーフリーザーではシェアナンバーワンの東京本社のダイレイ。約200Lのチェストフリーザーです。

チェストフリーザー DF-200D スペック
型番 DF-200D
電源 単相100V 50/60Hz
外形寸法
幅×奥行×高さ(mm)
925×698×848
庫内寸法
幅×奥行×高さ(mm)
761×440×640
※コンプレッサー部分を含む
消費電力量 373/396W
質量 62kg

注目していただきたいのは、庫内寸法です。

違いは若干あるにせよ、同じ200Lタイプなので、そこまで変わらないように感じるかもしれません。※型番の210は約210L、200Lは約200Lの意味です。

よく見ると、-60℃のストッカーの方が、庫内寸法が若干小さいんです。

  • RRS-210CNF(-20℃):815×380×670mm
  • DF-200D(-60℃):761×440×640mm

-60℃のタイプは冷却機能が高い分、出力(電気代)も大きいんですが、コンプレッサの飛び出し部分を加味すると、かなり庫内が小さく感じられます。

ダイレイ チェストフリーザー DF-200D
※ダイレイ(DF-200)の承認図:http://www.dairei.co.jp/

庫内形状は-20℃〜のタイプでも同様ですが、保冷効果を高めるためにポリウレタンや鋼板の厚みが若干厚く作られています。

あ〜なるほどね、そういうことか
じゃあ-60℃のタイプを買うときは外形寸法と庫内寸法チェックだね!

業務用の冷凍庫は、型番がだいたい庫内寸法(リットル)になってるからまずは型番チェックだね!

 

ネックはその値段

ただでさえ値が張る業務用。

ですがとりわけ、ストッカーは庶民にも優しい価格帯となっています。

ハイアールやエクセレンス、アビテラックスなど、家電量販店で白物家電として普通に売られています。

メーカーは違えど、数万円で購入できるので、スペースさえ確保できれば決して手の届かないものではありません。※実はOEM商品で型枠は同じものが結構あるのは内緒の話

ですが、これは-20℃までのタイプ。

-60℃ともなると、お値段が跳ね上がります。

先ほどご紹介したDF-200Dは、このサイズで475,200円(税抜440,000円)です。

業務用の機器(厨房機器含む)は、定価があってないようなものなので、この金額丸々かかるわけではありませんが、前述の通り、ダイレイはシェアナンバーワン。

殿様商売というわけではありませんが、代理店に値下げもしませんし(多少はします)、値崩れしにくいのが現状です。

うわ〜、たっかいなぁ
とてもじゃないけど手が出ないやん

そういうときはサイズを変えればいいの!

 

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超低温ストッカーを効率よく使うために 

使い分けると快適に!

スペースがあるのが大前提ですが、-20℃の大容量タイプと-60℃の小容量タイプと組み合わせて使うと、より快適になります。

-60℃のフリーザーは、マグロなどの生鮮食品のみに使用し、-20℃のフリーザーをある程度サイクルの早い(もしくは冷凍焼けしてもある程度ごまかせる)食材専用、といった具合に使うのがいいと思います。

サイズを小さくしても超低温タイプのお値段は張りますが、一般のご家庭では、鮮度を保ちたい食品はそこまでありませんし、業務用で使う場合でも、飲食店などはロスを出さないために、なるべく早く食材は使い切りますよね。

また、釣り師の餌用のストッカーであれば、冷凍焼けしてもさほど気にすることもありませんし、釣ってきた魚を長期保存する(かもしれない)ぐらいですからね。

 

おすすめスーパーフリーザー

では、実際にどんな製品があるのか、また、長年携わってきている身として、おすすめの機種をご紹介していきます!

第1位:ダイレイ超低温冷凍ストッカー DF-140D

言わずと知れたダイレイの超低温ストッカーです。

漁業関係者はじめ、様々なところで目にします。ダントツおすすめナンバーワンです。ただ、メーカーのフットワークはそこまでよくはない印象。そして、ストッカーとしてはやはりお値段はそこそこします。

  • デジタル温度表示機能搭載
  • 独自開発の冷却システムで省エネ
  • 環境に優しいオゾン層破壊係数ゼロ

 

第2位:SHERPA 超低温 冷凍ストッカー CC100-OR

シェルパは、今後ますます期待が持てそうな、京都本社の2008年に設立された比較的新しい会社です。

海外製のOEM品だとは思いますが、ダイレイよりは確実に安く手に入ります。

どちらかというと関西圏メインとなりそうですが、おそらく代理店が動いてくれると思います。

-40℃〜-60℃の冷凍性能

デジタル温度表示機能搭載

二重構造の上蓋で優れた冷却効果

 

第3位:JCM 超低温冷凍ストッカー JCMCC-100

他のメーカーも実はOEM品が多かったりするんですが、JCMもおそらくOEMです。

2012年設立、滋賀県本社の会社で、冷蔵機器を多く取揃えるメーカーです。

直接販売、営業所なしなのでメンテのフットワークがやや心配ですが、価格帯はシェルパ同様安めです。

-40℃〜-60℃の冷凍性能

デジタル温度表示機能搭載

高温・低温警報付き

先にあげたレマコムも超低温ストッカーは扱ってるよ!

ランキングには載せないけど、同率3位!
ぶっちゃけたこというと、2位も3位も性能は変わらないよ!

 

あとがき

実は業務用厨房機器は大手メーカー(ホシザキ、フクシマ、パナソニック、マルゼン、タニコー、フジマックetc)以外のメーカーはOEM製品が結構多いんです。

別段不思議なことではないですが、消費者からすると価格が下がってラッキーな気分に慣れるのもまた事実。

大手メーカーも自社にない製品は代理店契約で引っ張ってこれる場合があるので、今付き合いがもしあるなら聞いてみるのもいいかもしれないですね!

 

  • この記事を書いた人

つっちー。

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